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2010/03/27 楽天vs西武 1回戦


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3:26
埼玉西武
東北楽天

東北楽天vs埼玉西武1回戦 (Kスタ宮城:20,181人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗0分

継投:○涌井秀章~Sシコースキー
勝利投手:涌井秀章 2勝 1.69
セーブ:シコースキー 2S 0.00

ホームラン:ブラウン(2号3ラン)

【ゲームレビュー】
涌井秀章投手と岩隈投手のエース対決となったこの試合、緊迫した投手戦になるかと思いきや、意外とそうはならなかった。特に涌井投手の状態がそれほど良さそうに見えなかった。

前日に「寒いのは苦手じゃない」と強気なコメントを出していたのは、ひょっとしたら調子の悪さをカモフラージュしていたのかもしれない。ただ涌井投手が凄いところは、ボールに力がなくてもしっかりと試合を組み立てられる能力の高さだ。今季は例年以上に球速にこだわりを見せている涌井投手だが、この試合に関しては開幕戦よりも球速は出ていなかった。

録画で観た感じでもボールに力はなく、コントロールもボール1個分単位で乱れていた。不安定なコントロールも、ボールゾーン側に外れている時は良いのだが、これがストライクゾーンの内側にずれてしまうと、2回のようにフォアボールを絡めての連打を浴びてしまう。先頭バッターへのフォアボールは渡辺監督の最も嫌うところではあるが、それ以上に悔しかったのは涌井投手本人だったろう。

それでも3回以外はほとんど文句の付けようのない内容だった。6回にフィリップス選手にソロホームランを浴びてしまうが、ランナーもいない状況ではあったし、気にするほどの失点ではなかったと思う。昨年までは広島カープに在籍していた選手だし、今後データが集まってくれば、涌井投手クラスが不用意に一発を浴びることはなくなるだろう。

さて、打つ方では中島裕之選手にやっとヒットが出た。これまでは開幕戦に放ったホームランが1本あっただけで、ヒットとなると8回に飛び出したセンター前ヒットが今シーズン初だった。中島選手はこの1本でかなり楽になったのだろう。9回にライトに上げた犠牲フライも、とてもリラックスしてバットを振れているように見えた。

中島選手・中村選手は、今季は例年になく他球団に研究され、マークされている。その中で結果を出し続けることは容易ではない。中島選手の場合は基本的にはアベレージヒッターであるため、ヒットを打つためのバッティングにいつでもシフトすることは可能だと思う。だが中村選手の場合はそうではない。ホームランを求められているため、なかなかヒット狙いのバッティングをすることができない。それに加え眼窩底骨折を抱えているため、もうしばらく苦しい時期は続くだろう。

中村選手の場合その骨折により、絶対的な実戦不足が影響している。あと1~2週間かけてじっくりと活きたボールに目を慣らすことができれば、苦手なインハイ・インロウにもある程度対応できるようになるはずだ。

貧打に喘ぐライオンズ打線が復活するためには、どうあってもこの2人の打棒が必要だ。勝負は3月30日以降ということになるだろう。今シーズンのパ・リーグの開幕は変則日程のため、最初の5~6試合はエース級の投手と対戦することがほとんどとなる。そのため相手投手がよほど崩れない限りは、バッターはそう簡単にヒットを打つことはできないだろう。だが30日以降になれば、先発4~6番手投手の登板が増えてくるため、バッターはここで調子を上げていくことも可能になる。

28日も田中将大投手という難敵が相手となるため、ライオンズ打線は相当苦しむはずだ。だが144試合を戦い抜き、優勝を目指すためには好投手も打ち崩していく必要がある。そのためにも打撃コーチの戦略・戦術は欠かせない。次戦以降はなんとか打撃コーチに良い策を練ってもらい、打線が目覚める切っ掛けを得て欲しいと思う。

【3月28日の予告先発投手:帆足和幸投手

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2010年03月30日 17:58 


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