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2010/03/21 西武vsロッテ 2回戦


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2:58
千葉ロッテ
埼玉西武

埼玉西武vs千葉ロッテ 2回戦(西武ドーム:27,682人)
埼玉西武ライオンズ 1勝1敗0分

継投:帆足和幸~山本淳~星野智樹藤田太陽
敗戦投手:帆足和幸 1敗 2.57


【ダイジェスト】


【ゲームレビュー】
開幕戦の涌井投手に続き、この試合に先発した帆足投手もまた素晴らしい投球を見せてくれた。低目を丁寧に突くピッチングは、まさにグラウンドボーラーとしての真骨頂だ。

帆足投手の場合、肩を壊した経験がある。肩を壊した経験を持つ投手の多くは、怪我をしたことのない投手よりも1球に対する思い入れが強い。そのためか帆足投手の場合無駄球や遊び球が非常に少なく、すべての配球に対し意図を持って投げているように感じられる。そういうこともあり、球数も7イニングを投げて108球は1イニング平均15.4球となり、これは投手としては理想的な球数となる。

どうやら先発陣に関しては、今季は予想通り順調と言えそうだ。これで明日登板する岸投手が安定した投球内容を示してくれれば、安泰とも言えるだろう。

さて、投手陣に対し逆に心配なのが打撃陣だ。筆者は特に中島裕之選手を心配している。開幕戦ではセンターバックスクリーンに放り込む貴重な同点弾を放ってはいるが、しかしバッティングの状態自体は決して良さそうには見えない。打球の飛距離自体はそこそこあるのだが、しかしバットスウィングを見ると、この2試合ではほとんど自分のスウィングができていないように見える。

中島選手は、オープン戦も数字自体は決して良くはなかった。だが状態そのものは悪くないように見えていたため、それほど心配はしていなかったのだが、開幕してみると少し心配事が見えてきた。まず開幕戦で、ヒットよりも先にホームランが出てしまったことが良くなかった。中島選手はホームランバッターではない。そのため、まずはホームランよりもヒットを出したいところだったと思う。

ホームランというのは最も大きな、打者の調子を崩す原因となりうる。あのイチロー選手であっても1試合で2本塁打など打ってしまうと、翌日から3試合ヒットが出ないことがある。ホームランを打つということには、それほどの中毒性があるのだ。だからこそ中島選手にはホームランではなく、先にヒットを打たせてあげたかった。これはあくまでも筆者個人の予想でしかないが、恐らく4月の中島選手は苦労するのではないだろうか。

技術的なことを言うと、開幕2試合の中島選手は上体が高い。本来の中島選手のバッティングフォームであれば、もう少し深く上体を沈ませたところでバットを振っていくはずだ。この変化を意図的につけているのなら問題ないとは思うが、もし無意識でそうなってしまっているのなら、打撃コーチが早めに修正してあげなければならないだろう。

上体が高いままでバットを振ってしまうことで、中島選手のバットスウィングの軌道が、ボールの軌道と水平にならなくなってしまっている。そのためにジャストミートの確率も下がってしまい、捕えたと思ったボールもフェンス前で失速してしまっている。

今シーズンのパ・リーグは明日の試合が終わると4日間空いてしまうため、できれば中島選手には22日の試合で復調を促せるヒットを打たせてあげたい。もし明日の試合で中島選手がノーヒットにでも終わってしまうと、次の楽天戦までの4日間は相当長く感じられるはずだ。時間が長く感じられればその分余計なことまで考えてしまい、さらに調子を落とす原因にも繋がってしまう。だからこそまずは明日の試合で、中島選手にはどんな形であってもヒットを打たせてあげたい。ホームランではダメだ。ヒットである必要がある。1本のヒットさえ出れば、中島選手自身、もっと楽にバットを振れるようになるだろう。

【3月22日の予告先発投手:岸孝之投手

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2010年03月22日 02:11 


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