
グラマン投手は開幕までに間に合うのか?!

7月に肩関節包再建手術を受けたアレックス・グラマン投手。当初の予想では復帰は早くても5月になるのでは、と思われていたが、どうやらもう少し早くなる見込みがあるようだ。渡辺監督もオープン戦からテストをするというコメントを残しているし、ひょっとすると全快じゃないにしても開幕には間に合うのかもしれない。
ただ怪我をした個所が個所なだけに、無理は禁物だ。近年の医学で関節包の再建手術は、最大級に難しい手術ではなくなっている。恐らくそれも、肩関節包を痛めるピッチャーが後を絶たない現実がそうさせたのだろう。そういう筆者も学生野球での現役時代に肩関節包を痛めた1人だった。
術後からリハビリを終えるまでに3~4ヵ月は掛かるはずだ。グラマン投手の場合だと、キャッチボールができるようになったのは予想では早くても11月辺り。そこから筋力を戻し、ピッチングができるまでにはさらに2~3ヵ月は掛かるだろう。となると2月のキャンプで辛うじてブルペンに入れるかもしれない、というのが筆者の予想だ。
恐らくグラマン投手自身は早く投げたがるだろう。昨年の4月に痛めた直後にも投げていたくらいなのだから、間違いなく投げたがると思う。しかしこの先まだまだ残っているグラマン投手の野球人生を考えると、やはり焦りは禁物だ。暖かくなり始めるゴールデンウィーク辺りを目処に復帰してくれれば、それで十分だと思う。それまでは工藤投手や小野寺投手、シコースキー投手で繋いでいけば、開幕1~2ヵ月なら何とか形は保てるはずだ。
早期復帰できるに越したことはないが、しかし万が一でも再発をすれば、グラマン投手の野球人生はそこで絶たれることになる。そうならないためにも、渡辺監督をはじめチームには、全力でグラマン投手をサポートしてもらいたい。昨年も細川捕手の完治を辛抱強く待った渡辺監督だ。グラマン投手に関してもきっと焦らせるようなことはしないと思う。
チームがV奪回をするためには必要不可欠な絶対的守護神の存在。昨年は守護神不在だったために14度ものサヨナラ負けを喫してしまった。しかし今季はその心配は無用だろう。小野寺投手も今季は必ずやってくれるだろうし、シコースキー投手も加入した。そして何よりも初めてリリーフ専任として調整をしている工藤投手の存在が頼もしい。この中に、5月までにグラマン投手が加わっていれば、ブルペン層はかなりの厚さになる。
だがそのためにもまずは完治が最優先だ。グラマン投手には100%の状態になってから戻って来てもらいたいと思う。


2010年01月04日 17:01 Tweet


