
ディー・ブラウン選手の獲得を目指す西武渉外担当

ライオンズの新外国人選手の候補がまた1人明らかになった。今季ドジャース3Aアルバカーキでプレーをしたディー・ブラウン外野手だ。ブラウン選手の簡単な略歴を紹介すると、1978年3月27日にニューヨークのブロンクスで生まれている。その後マルボロ・セントラル高校に進み、96年ドラフト、ファーストラウンドの14巡目で指名され、カンザスシティ・ロイヤルズに入団している。
2006年まではロイヤルズ3Aでプレーするも、2007年にはオークランド・アスレティックス3A、2009年からはドジャース3Aに移籍している。今季こそアルバカーキ・アイソトープスで.295、19本塁打、80打点の活躍をしたが、それ以前にはほとんど目立ったキャリアは持っていない。1998~2008年までの10年間の通算成績を見ると打率.233、14本塁打、89打点といかに実績がないかが分かる。
ブラウン選手の詳細な情報を持ち合わせていないため、あまり詳しいことは書けないのだが、出場試合数が少なく、出場していない年も多いため、ひょっとしたらDL(Disabled List)入りが多い選手である可能性はある。
ただ右投左打で外野が守れるというのは、機能すれば打線としては大きなプラスになるだろう。獲得が決まれば主にレフトかDHでの出場が濃厚となるため、ボカチカ選手の穴を埋めるという意味では成り立つ。
バッティングを見る限りでは、ブラゼル選手に近いタイプだと思う。ただブラゼル選手ほどのスウィングスピードはなく、どちらかと言うと詰まらせた打球を反対方向に押し込めるタイプのバッターのようだ。筆者の印象では、日本人の変化球がまったく打てないということはない気がする。
守備に関してはレフト・ライトで入ることが多く、決して上手いと言える感じではないが、少なくとも無難なプレーはできるようだ。エラーはするものの、それでチームの足を引っ張るようなレベルではない。
年俸面ではキャリアでの最高がメジャーに昇格した2001年の20万5000ドルだった。この金額を見た限りでは、獲得しても年俸が5000万円を超えることはありえない。このような数字を1つずつ見ていく限りでは、ライオンズの渉外担当は恐らく第2のブラゼル選手を求めたのだろう。
ちなみに来年の春季キャンプではピート・ラフォーレスト内野手のテストも再度行うようだ。この左打者2選手を合計6000万円以下で獲得することができれば、打線にはかなりバリエーションが生まれる。2選手とも合意までにはもう少し時間が掛かりそうだが、しかし2選手ともにライオンズで活躍をしてもらいたいと思う。


2009年12月25日 16:31 Tweet


