
中島裕之選手2度目の保留、G.G.佐藤選手も保留

本日中島裕之選手の2度目の契約更改交渉と、G.G.佐藤選手の最初の交渉が行われた。しかし2人とも合意に至ることはなかった。
中島選手の前回の交渉は1時間半という長さだったが、今回はその倍となる3時間もの長さで交渉の席が設けられた。交渉担当の前田本部長は、中島選手に対して野手では最も良い評価をしていると言うが、今年ほどの活躍をしたというのに4000万円アップの2億5000万円に留まっている。
確かにライオンズは今季4位という不甲斐ない結果に終わってしまった。いくら野球というスポーツに連帯責任という言葉が存在しているとは言え、選手の年俸にはこれを持ち出してはならないと思う。チーム経営の難しさは筆者もよく理解しているつもりではいるが、チームの顔として1年間フルで活躍した選手に対しては、もっとしっかりと上げて欲しいと思う。そうしなければ我々ファンも、夢が見られなくなってしまう。
中島選手自身は今回は妥協なく、納得行くまで話し合う姿勢でいるようだが、それは正しいと思う。年俸を上げてもらえる明確な要素がある限り、納得行くまで話し合うべきだ。なぜならもし来年万が一怪我でもしようものなら、1年後には年俸が急落している可能性もあるのだから。
一方のG.G.佐藤選手だが、こちらは今年も大方の予想通り越年となりそうだ。球団と代理人(吉田朋弁護士)の間では何度か下交渉が行われたようだが、今日提示された額は3300万円増の1億+出来高払いだった。筆者の感覚ではこの増額+出来高は十分すぎるアップだと感じたが、G.G.佐藤選手はこれを不服とし、サインすることはなかった。
だが今回のG.G.選手の話し合いは金額そのものよりも、公傷に関して意見が食い違ったのだろう。来年しっかり活躍すれば1億2000万円前後もらえるであろう金額を考えると、今年の活躍内容を元に金額で意見が食い違ったとは考えにくい。
しかし筆者の予想では、こちらは次の交渉あたりでまとまるのでは思っている。3年連続キャンプインまで伸びることは今回はないだろう。だが心配なのは中島選手だ。G.G.佐藤選手のアップは3300万円+出来高。だが中島選手は4000万円のアップのみ。活躍度合い、チームへの貢献度を考えると、中島選手はG.G.佐藤選手よりもはるかに上だ。それなのに金額にほとんど差がないのはあまりにも不自然というもの。
確かに元々の年俸差はあるが、それにしても中島選手への評価はあまりに低い。このまま平行線をたどれば、ひょっとしたら中島選手の方が未更改のままキャンプインを迎える可能性がある。だがチームリーダーをそういう立場にしてはいけない。もはや中島選手は西武の顔ではなく、球界の顔なのだ。その球界の顔に対し、西武球団はそれに見合った評価をするべきだろう。
チーム経営が苦しい時期であるということはよく分かっているが、しかし中島選手の集客力を考えれば、3億円の提示があっても誰も不思議には思わないだろう。ではなぜ上がらなかったのか?それは恐らくホームラン数に関係するのだろう。もし中島選手の打率が3割弱でもホームランが30本以上であれば、3億円近い提示があったのではないだろうか?あくまでも推測の域を出ることはないが、その可能性は否定し切れない。
とにかく今言えることは、中島選手にはスッキリとした気持ちで来年を迎えてもらいたいということだけだ。


2009年12月23日 00:31 Tweet


