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工藤公康投手、16年振りの西武復帰が有力!


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横浜を戦力外になった工藤公康投手に、来季古巣である西武復帰の可能性が浮上した。工藤投手は来季47歳になるが、西武球団は渡辺監督・小林球団社長共に獲得には前向きな発言をしている。今のところ西武以外に工藤投手に興味を示している球団がないため、このまま行けば工藤投手の西武入りが現実味を帯びてくる。

工藤投手がライオンズに復帰すれば、94年以来16年振りの西武・工藤となる。西武側は工藤投手のパフォーマンスに関し、非常に期待をしているようだ。先発・中継ぎ共にこなすことができ、ライオンズの左腕リリーバーのどの投手よりもコントロール・球速が上だと評価している。確かにこれは事実だろう。球威の衰えはあるものの、コントロールと球速に関してはまだまだ高いレベルにある。

だが球が速くても、球威が衰えていることは事実だ。そのウィークポイントを来年工藤投手がどのように補ってくるかが楽しみである。しかしあれだけの投球術があれば、普通に投げてさえくれれば十分に通用するだろう。中継ぎ要因であるならば、ストレートと独特のカーブだけでもピッチングの組み立てはできると思う。

ここでファンとして気になるのは背番号だ。ライオンズは現在帆足投手が47番を背負っている。これはもちろん工藤投手を尊敬するからこその47番で、以前47番を背負っていた細川捕手に頼み込んで譲ってもらった番号だった。しかも帆足投手はコーチ経由で譲り受けた工藤投手の練習用グラブを、西武ドームのロッカーに飾っているほど工藤投手を尊敬している。同じ左腕である石井一久投手が西武入りした時は対抗心を燃やすだけだった帆足投手が、工藤投手の西武入りに対しどのような反応を見せてくれるかも楽しみだ。

背番号47番といえば工藤投手の代名詞だ。ライオンズ、ホークス、ジャイアンツ、ベイスターズそれぞれで47番を背負ってきた。47番以外を背負ったのはホークス時代の95~96年だけで、この時は21番(西武時代の恩師東尾修投手の背番号。ヤクルト時代の渡辺久信投手も21番を選んだ)を背負っていた。現在ライオンズの47番は帆足投手なわけだが、工藤投手の西武入りが決まったら果たして背番号はどうなるのか、ファンとしては非常に気になる。工藤投手が47番以外を背負うのか、帆足投手が47番を返還するのか、この辺りにも注目して行きたいと思う。

さて、工藤投手といえば94年オフ、西武球団と契約の条件面などが折り合わず、飛び出すようにホークスにFA移籍したという経緯がある。この時のことを記憶にするファンは、「工藤投手はもう西武には戻って来ない」という気持ちが強かった。この時は確か古くなった練習施設の改善を求めたが、西武球団から良い返事が返って来ず、それを理由にFA移籍している。だがこの時の球団職員はもう残っていない。つまり16年の時を経て、工藤投手の西武復帰への障害はなくなったというわけだ。

しかも監督は西武時代の相棒であり、良き理解者でもあった渡辺久信監督だ。渡辺監督の方が2歳下だが、2人の信頼関係を考えれば、「年下の上司」問題も気にする必要はなさそうだ。

とにもかくにも、まずは11月11日を待つしかない。現在は戦力外になった選手に対し直接交渉ができるのは、12球団合同トライアウト後と定められている。今回の工藤投手の獲得に関しても、先日の今岡選手の獲得に関しても、すべては11月11日にならなければ分からない。だが西武ファンに、工藤公康投手の西武復帰を歓迎しない人は誰一人いないだろう。西武で始まったプロ野球人生、工藤投手にはぜひ西武で有終の美を飾ってもらいたい。

   

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2009年10月26日 16:16 


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