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デーブ大久保コーチ、来季から復帰へ


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日本一になった2008年、破壊力満点の打線を指導したのがデーブ大久保コーチだった。チーム打率はリーグ2位の.270、ホームランは198本を数えた。しかし今シーズンはここまで.257の128本。打率・ホームラン数ともに下がってしまった。やはりその大きな要因としてコーチの実力不足があったと思う。筆者はこのブログで、森・黒田両コーチに対し、何度も策のなさを指摘し続けてきた。

昨年はデーブ・熊沢両コーチによる体制だったが、まずデーブ大久保コーチは野球に対しては非常に真面目で、勉強熱心なコーチだ。いつもメモを持ち歩き、気づいたことはすぐに書き残している。そして野球の専門家ではなく、ただの野球ファンの意見でさえも、参考になると感じたら素直に話を聞くような人なのだ。だからこそたくさんのアイディアを頭の中に持っている。昨年から導入されたアーリーワークにしてもそうだった。

アーリーワークは、メジャーリーグでは比較的ポピュラーな練習メニューで、いわゆる朝練と言ったところだろうか。食事を取る前に練習を行うため、身体がボールに対し素直に反応するという利点がある。その利点を活かし反復練習をすることで、試合でもボールに対し瞬時に反応できるようになる。また、練習の後で食事を取ることで、栄養の吸収も非常にスムーズになる。だが楽天野村監督のように、アーリーワークに否定的な監督も中にはいる。

熊沢コーチに関しては昨年は打撃コーチ補佐という形でデーブコーチを支えたのだが、メッツ時代に不調を極めた松井稼頭央選手を復活させたという大きな実績を持っていた。打撃理論に関しては非常に豊富な知識を持っていて、いわゆる「選手では二流でも指導者としては一流」タイプのコーチだ。

今シーズンはデーブ・熊沢両コーチが1軍からいなくなってしまったため、打撃で予想以上の苦戦を強いられている。現在は森・黒田両コーチが1軍の打撃コーチを務めているが、このブログでも何度も言ってきた通り、あまりに策が少なすぎた。森コーチにしろ、黒田コーチにしろ、選手・コーチとしての目立った実績はほとんどない。森コーチは四国アイランドリーグの香川でコーチ経験はあるが、プロを指導したのは2007年ライオンズでの2軍コーチが初めて。

黒田コーチに関しては引退後はライオンズの2軍用具担当を努めていたが、コーチ経験はない。このふたりのコーチが果たして、去年あれだけの実績を誇った1軍を指導できるのか、筆者は就任時から不安に思っていた。

だが今回正式ではないものの、デーブ大久保コーチの1軍コーチ復帰が有力ということで、筆者は少し安心している。来年またデーブ・熊沢体制でバッターを指導して欲しい。恐らく来季は、熊沢コーチも補佐ではなく、正式なコーチとして1軍に戻ってくるのではないだろうか?

野球というスポーツは、選手に素質があるだけではダメなのだ。素質ある選手をしっかりと伸ばせるコーチがいなければ、選手はなかなか結果を出すことができない。そういう意味では渡辺監督からの信頼も厚いデーブコーチが1軍コーチに復帰すれば、来年は破壊力満点の打線が復活するかもしれない。

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2009年09月08日 19:29 


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