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○2009/09/21 日本ハムvs西武19回戦


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2:59
埼玉西武 11
日本ハム

北海道日本ハムvs埼玉西武 19回戦 札幌ドーム(観衆:38,165人)
埼玉西武ライオンズ 9勝10敗0分

継投:○涌井秀章
勝利投手;涌井秀章 15勝5敗 2.17
ホームラン:栗山巧(12号)、G.G.佐藤(22号)
ヒーローインタビュー:G.G.佐藤


【ゲームレビュー】
今日先発したのはエース涌井投手。ライオンズとしては絶対に勝たなければいけない一戦だった。もしこの試合エースで落とすようなことがあれば、再浮上は限りなく不可能に近づいていただろう。そして涌井投手自身それをよく理解していた。決して調子が良い状態ではなかったが、9回を3失点で投げ抜いた。

調子が悪かったと言えども、並みの投手と比べればボールの質はずっと上だ。好調時の涌井投手と比べると調子が悪いというだけで、全体の平均レベルで考えると、それよりもずっと上のレベルのボールが行っていた。今日のような試合を見せられると、改めて涌井投手が考える次元の高さを知ることになる。

圧巻だったのは9回だ。何と調子が悪い日の最終回に来て、この日マックスとなる147kmを叩き出した。それまでは140km前後のボールがほとんどだったため、バッターからすると急にボールが5kmも速くなったことになる。これは非常に打ちにくい。逆に予想していたよりも遅いボールの場合は、タイミングがずれたとしても、ボールがホームプレートを通過する前に対応することができる。だが予想よりも速いボールに対しては、対応しようと試みているうちにボールはホームプレートを通過してしまう。

チーム1の練習量、走り込み量を誇る涌井投手だけに、実力の高さにはもう驚くことはなくなった。だがどんどん進化していく姿には、思わず「次元」という言葉を使いたくなってしまうのだ。そしてそれは、親友であり最大のライバルでもある、ダルビッシュ投手の存在なくしては語ることは出来ないことだろう。

ダルビッシュ投手も同様で、もし涌井投手の存在がなかったとしたら、今ほど素晴らしいピッチャーに成長していたかどうかは分からない。スポーツと言うものは大昔から、最高のライバルが最高の選手を生み出してくれる。

そして今日の試合も打線はよく集中していた。涌井投手が3失点した直後、すぐに2点を返し、さらに次の回には3点を奪い一気に試合をひっくり返した。これまでは逆転負けが非常に多かったライオンズだが、近頃の打線の集中力には目を見張るものがある。特にG.G.佐藤選手の存在が大きい。G.G.佐藤選手が復調したことで、打線が途切れなくなった。

今日のお立ち台はG.G.佐藤選手だったのだが、言葉の端々から現在の好調さを感じることが出来た。まず喋り方がハキハキしていて、聞いていてとても気持ちが良い。声音も明るくなり、最近はダグアウトでも他の選手と絡んでいるシーンがよく見受けられる。不調時、ダグアウトの端の方でいつも独りで座っていた頃の印象とは大違いだ。

去年の秋から怪我に苦しみ続けたG.G.佐藤選手に、筆者は3割を打たせてあげたいと切に願っている。現在の打率は.291で、3割は現実的に十分目指せる数字だ。今年は3割バッターが中島選手しかいないだけに、G.G.佐藤選手には残り13試合、本気で3割を目指していってもらいたい。そして1本でも多く、勝利に貢献するヒットを打ってもらいたい!

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2009年09月22日 00:51 


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