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●2009/09/01 楽天vs西武17回戦


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3:02
埼玉西武
東北楽天 2×

東北楽天vs埼玉西武 17回戦 Kスタ宮城(観衆:13,817人)
埼玉西武ライオンズ 8勝9敗0分

継投:●涌井秀章
敗戦投手:涌井秀章 13勝5敗 2.28


【ゲームレビュー】
ダメージの大きな敗戦だった。涌井投手と岩隈投手の、先週の西武ドームからKスタ宮城に場所を移しての再戦。先週はライオンズがサヨナラ勝ちを収めたが、今夜は逆にサヨナラ負けを喫してしまった。

サヨナラ打を打たれた直後、涌井投手はしばらくの間バックアップに入っていたホームベースの後方で立ち尽くしていた。ただ呆然と直立し、しばらくの間じっと立ち尽くしていた。スコアボードの×印を眺めていたのだろうか、視線はある一点に向けられていた。その顔は無表情で、まるで何が起こったのかさえも分からないと言った表情だった。しかしその立ち尽くす姿からは、溢れんばかりの悔しさ、そして後悔が感じられた。

ピッチングの内容としては、涌井投手も岩隈投手も良くはなかった。だが特に涌井投手は良くなかった。ボールをまったくコントロールすることが出来ず、与えたフォアボールは8個。もし涌井投手でなければ、2ケタ失点をしていてもおかしくないような出来だった。それでもエースの意地とプライドを賭けての対決。涌井投手は9回が始まるまで、楽天打線をわずか1点に抑え込んだ。

140球の熱投。決して調子が良くない中で、本当に粘り強く投げてくれたと思う。一説には涌井投手は木曜日の楽天戦で、リリーフに回るプランもあるようだ。クローサー不在のライオンズにおいて、国際試合でリリーフとしての適性を発揮している涌井投手をスクランブル登板させるというウルトラCプラン。まさかこれがプレッシャーになったとは考えにくいが、しかし今夜の涌井投手は、いつもの涌井投手とはまるで別人だった。ポーカーフェイスであるにも関わらず、いつも以上に感情的なボールを投げていた。

打線も涌井投手の粘りのピッチングに何とか応えたいところではあったが、1・2番が完璧に封じ込められてしまい、下位打線で2点を取るのがやっとだった。クローサーと4番を欠き負けが込んでいるライオンズと、エース・クローサー・4番がしっかり機能し勝ち続けているイーグルス、今夜はその差がハッキリと出てしまった一戦だった気がする。涌井投手がフォアボールを連発している最中、岩隈投手は7者連続三振を奪ったり、西武の4番後藤選手が三振をすれば、楽天の4番山崎選手は31号ホームラン。まさに勢いの差が出てしまった。

もし明日石井一久投手で星を落とすようなことがあれば、楽天にクライマックスシリーズ進出のマジックが点灯してしまう。そしてそうなったら、ライオンズとしてはいよいよ背水となり、崖っぷちに立たされることになる。だが清原和博さんが言っていた。「今は苦しいかもしれないけど、このチームには地力がある」と。これから必ず巻き返してくると言ってくれた清原さんの言葉を信じ、ファンはこれからも応援し続けたいと思う。だがクライマックスシリーズ云々ではなく、まずは目先の1勝だ。まず1勝しないことには先へは進めない。

明日の試合の大事さは、石井投手はよく理解しているはず。なんとかベテランの力でチームを蘇らせてもらいたい!野球に対し、誰よりも「甘え」を嫌う石井投手だ。明日は必ずやってくれるはずだ!筆者はそれを期待し、明日も変わらずライオンズを応援したいと思う!

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2009年09月01日 21:24 


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