
●2009/08/26 西武vs楽天15回戦

| 2:54 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 6 | 11 | 0 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
埼玉西武vs東北楽天 15回戦 西武ドーム(観衆:18,031人)ん 埼玉西武ライオンズ 8勝7敗0分
継投:●石井一久~藤田太陽~西口文也宮田和希
敗戦投手:石井一久 6勝8敗 4.25
【ダイジェスト】
【ゲームレビュー】
今日は本当に情けない敗戦となった。まさかライオンズがこんな情けない試合をするとは思っても見なかった。いや、結果は仕方がない。一生懸命プレーして負けたのなら、気持ちを切り替えて明日に備えるしかない。だが、筆者はYahoo!動画にて観戦していたのだが9回裏の攻撃に入る直前、ベンチ内の映像が映し出された。場面は0-4で負けているという状況だ。そこで何が映し出されたかと言うと、チームスタッフと談笑しながらベンチ裏に下がっていくG.G.佐藤選手の姿だ。筆者はその姿を見て、本当にがっかりしてしまった。
この時G.G.佐藤選手がイニング間にトイレに行っただけなのかどうかは分からない。だが学生時代から野球を続けている筆者の感覚から言わせてもらえば、打順が回ってくる可能性のあるイニング前にトイレに行くことはまずありえない。いや、正直言って実際そんなことはどうでもいい。筆者ががっかりしたのは、G.G.佐藤選手が笑顔でいたことだ。
ちなみに同じ場面で赤田選手の姿も映し出されていたのだが、赤田選手は手をメガフォン代わりにし、厳しい表情で大きな声を出していた。これがこの状況でのあるべく姿ではないだろうか?2安打無得点に抑えられ、しかも4点差を付けられている場面、せめて一矢報いてやろうと燃えるのがプロ野球選手の姿ではないだろうか?
G.G.佐藤選手が実際に何を話していたのかまではさすがに分からない。だがせめて勝利への執念に燃える表情を見せてもらいたかった。1番から始まったこのイニング、「(6番の)俺まで回してくれ!」という気迫こもった表情が見たかった。G.G.佐藤選手は今年31歳になり(筆者と同じ歳)、チームの中心選手なのだ。そういう選手が負けている最終回で笑顔を見せているようでは、ライオンズの浮上は難しいかもしれない。
本来ならこういう時こそベテランである江藤選手や平尾選手の存在が必要なのだが、今はふたりともファームだ。このふたりのどちらかでも1軍にいてくれたら、ベンチはもっと引き締まるはずなのにと考えると、ちょっと寂しくなる。
キャプテンである赤田選手はいるのだが、ひょっとしたら年上には遠慮してしまっているのかもしれない。だがキャプテンなのだから遠慮など必要ない。試合に入り切っていない選手に対しては、歳など無視して喝を入れるべきだろう。それがキャプテンの役割の1つだ。
筆者が今年のG.G.佐藤選手を見る限り、彼には奢りがあるような気がしてならない。「自分は1軍からは外されない」という惰性があるような気がしてならない。その理由の1つには、昨日の試合は風邪をひいて出場を回避したG.G.佐藤選手だが、今日は午前中の微熱をおして出場を直訴したらしい。だが結果は3タコ。そしてこの6~7試合の打率は2割台前半だ。逆に「この時期に風邪なんてひいた自分はファームに落としてください!」と直訴していたら、筆者はもっと温かい目でG.G.佐藤選手を見たかもしれない。
今年の前半は栗山選手も打撃不振に苦しんだが、しかし彼はG.G.佐藤選手とは違い、必死さが全面に現れていた。「ヒットを打ちたい!」「試合に勝ちたい!」という気持ちが、シーズンの頭からずっと変わらずプレーに表れている。アウトが確実な内野ゴロであっても1塁へは常に全力疾走し、ピッチャーに力負けしてアウトになれば物凄く悔しそうな表情を浮かべる。だからこそ筆者は2軍時代から栗山選手を応援し続けている。
そして中島選手も同様に素晴らしい。9回表、プロ初登板の宮田投手が投げている場面なのだが、2アウト後のセンターに抜けそうな打球に対し、中島選手はダイビングキャッチを試みた。結果的には抜けてしまったのだが、並の選手であれば4点差で負けている最終回に、わざわざ怪我をするリスクを犯してまでダイビングキャッチは試みないだろう。だが中島選手は迷わず打球に飛びついていった。勝利への執念、1球に対する中島選手の思いが伝わってくる1プレーだった。
このように、数字や結果以外での選手の言動を見ていくと、日刊埼玉西武ライオンズの人気選手ランキングで毎週上位に入ってくる中島・栗山・岸と、活躍してもベスト10に入ってこないG.G.佐藤選手の違いがハッキリと見えてくる。
筆者はG.G.佐藤選手に対し最近特に辛口だが、しかし彼が嫌いだから辛口なのではない。今年は非常に期待をしていただけに、集中力に欠けたプレーを見せるG.G.佐藤選手が残念で仕方ないのだ。そしてこういう結果にしかならないと、「あれだけ契約更改で毎年ごねてて、結果はこんなものか」という気持ちにもなってしまう。
とにかく筆者が言いたいのは、負けるのは仕方がない。勝負なのだから、勝つ時もあれば負ける時もある。だが、負けるにしても納得のいく負け方をしてもらいたいのだ。栗山選手のように最後の最後まで全力疾走をしたり、赤田選手のように声を嗄らしてベンチを盛り上げたり、中島選手のように怪我を恐れず打球に食らい付いたり。だが何人かの選手だけが必死になっていても仕方がない。チーム全員が一丸となって勝利を目指していかなければ、上位浮上はさらに難しくなるだろう。
明日はライオンズクラシックのグランドフィナーレだ。伝説のトリコロールユニフォームに泥を塗らないような素晴らしい試合を期待したい!明日の先発は木村投手だ。背番号41。トリコロールユニフォームの41番と言えば、やはり渡辺久信投手の姿が脳裏をよぎる。そして明日の先発マスクはおそらく細川捕手になるような気がする。背番号は伊東勤捕手の27番だ。明日のグランドフィナーレ、41番と27番という最強バッテリーの背番号を受け継ぐふたりの力で、何としても勝ってライオンズクラシックを締めくくってもらいたい!!


2009年08月26日 22:33 Tweet


