
○2009/08/25 西武vs楽天14回戦

| 4:05 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | H | E | |
| 東北楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 3 | 10 | 0 |
埼玉西武vs東北楽天 14回戦 西武ドーム(観衆:23,125人)
埼玉西武ライオンズ 8勝6敗0分
継投:涌井秀章~Hベイリス~H星野智樹~○大沼幸二
勝利投手:大沼幸二 3勝4敗1S 2.08
ホームラン:片岡易之(11号)、後藤武敏(4号サヨナラ弾)
ヒーローインタビュー:後藤武敏
【ダイジェスト】
【ヒーローインタビュー】
【ゲームレビュー】
小野ピッチングコーチによれば、今夜の涌井投手は調子が悪かったらしい。確かに見ていて、好調時と比べるとボールが少し荒れ気味だったが、それでも悪いという印象はなかった。恐らく首脳陣は涌井投手に対し、我々ファンが考えていること以上の何かを求めているのかもしれない。普通に考えたら9イニングを2失点で投げ切ったのだから文句のない内容だ。だが小野コーチの評価は「悪いなりにもしっかり投げている」という感じのもの。
これが恐らくシーズン序盤であれば、ここまで厳しい評価はしないと思う。小野コーチのコメントは、シーズンもいよいよ佳境に近づいていることを示している。残り試合も37試合となった。上位に食い込んでいくためには、もはや無駄な敗戦は1つも許されない。そういう状況下だからこそ、首脳陣はエースに対して常に最高のパフォーマンスを求めているのだろう。ここまで来たらもう技術云々は関係ない。あとは気力だけだ。気力でどれだけ相手を上回れるかによって、今後の勝負は決してくる。
そんな中今夜は、片岡選手と後藤選手が気迫こもった一振りでチームを勝利に導いてくれた。中村選手を怪我で欠き、G.G.佐藤選手が風邪で休み、ホームランバッター2人を欠く中で、久しぶりにホームランで勝つというゲーム展開になった。
それにしても最近の後藤武敏選手は、すっかりお立ち台の常連となった感がある。確かに昨年も8月にオリンピック組を欠く中、連日の活躍でお立ち台に何度も立っていたが、やはり後藤選手は夏に強い。そしてチームの勝利のために、腰痛再発の恐怖感を必死に抑えながら常に見せてくれる全力プレー。これには例え結果が出ていなかったとしても感動を覚える。「この選手が打てば盛り上がる!」、後藤武敏選手はそういうオーラを持った選手になった。去年お子さんが誕生し、本当に強い選手になった。
そして生まれた人生初のサヨナラホームラン。この活躍には家族も、そして天国にいるお母さんも、後藤選手を祝福しているに違いない。プロ入り後は長年苦労を重ねてきた選手だけに、いざという時に本当に頼りになる。打って欲しいところで打ってくれる。後藤選手がこの勢いで活躍してくれれば、栗山選手が口にした「奇跡」が本当に起こるかも知れない。
さて、今夜はもうひとり中島選手について。中村選手が欠場している間4番に座っている中島選手だが、4番に座ったことで、率よりも明らかに長打を狙いに行っているのが分かる。その証拠に、バッティングフォームが3番時と比べ若干違っている。3番では寝かせて構えるバットを、4番では45度くらいの角度を付けて立てて構えている。
バットを立てて構えるとヘッドスピードがアップして、安定感は若干下がるが飛距離が伸びるようになる。ただここ最近の不調からまだ脱し切れていない中島選手なので、本格的に打球が上がり始めるまでにはもう少し時間が掛かるかもしれない。ただ中島選手の、常に状況を考えたバッティングには本当に感心してしまう。フィジカル面だけではなく、頭脳面でも野球選手として大きな成長を見せている中島選手は、やはり今や確固たるチームリーダーだと言えるだろう。
今日の勝利でチームは再び3位に浮上し、明日は後半戦絶好調の石井一久投手が先発だ。7回を2失点くらいで抑えるピッチングをしてくれれば、チームの4連勝もグッと近づくはず。明日こそは恩師野村監督の前で最高のピッチングを見せてもらいたい!!


2009年08月25日 22:37 Tweet


