
△2009/08/18 ソフトバンクvs西武16回戦

| 4:11 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 1 |
福岡ソフトバンクvs埼玉西武 16回戦 ヤフードーム(観衆:34,955人)
埼玉西武ライオンズ 7勝7敗2分
継投:涌井秀章~大沼幸二~星野智樹~ベイリス~西口文也
【ダイジェスト】
【ゲームレビュー】
なんとエース涌井投手を擁してもライオンズは勝ち切ることができなかった。4連敗後の引き分けは疲労感ばかりが募ってくる。投手陣は12回を1点で守り切ったが、打線がそれに応えることができずに散発の6安打。3回に相手のエラーで1点を取るのがやっとだった。渡辺監督の言葉通り、やはり打線はどん底だ。
今夜は1~3番がまったく機能しなかった。片岡・栗山・中島の3選手でノーヒット。中島選手に至っては4打席連続三振を喫している。小野寺投手は「ナカジは大丈夫」とブログでコメントしていたが、とてもじゃないが大丈夫には見えない。現に中島選手自身が不調を認めるコメントを残しているほどだ。ノーヒットの試合こそ多いわけではないが、しかしヒットが出ても、中島選手らしい打球が飛んでいかない。
そしてバント作戦をあまり好まない渡辺監督が、この試合では3つの送りバントをさせた。これもやはり打線がどん底である証拠と言えるのかもしれない。春先は投手陣が打ち込まれ、それを打線がカバーするゲームが多かったが、今は打線が機能せず、それを投手陣がなんとかカバーしている状態だ。このチーム状況を立て直すのは容易ではないだろう。
だが筆者は思う。ライオンズの選手たちには、高校時代を思い出してもらいたい、と。ちょうど今甲子園が盛り上がっているところだが、自分たちが甲子園を目指していた頃のことを思い出してもらいたい。調子が良かろうが悪かろうが、1回負けてしまったらそれでその夏は終わってしまう。だから選手たちは必死だ。なりふり構わず、泥んこになって次への1勝をもぎ取りに行く。今のライオンズに必要なのは調子云々ではない。高校球児が見せてくれるような勝利への執念だ!
さて、今夜は西口投手が1軍復帰後初のマウンドに登った。しかも延長12回でのリリーフ登板。ネット上の西武ファンの間では、西口投手のリリーフ転向・クローサー候補にはかなり否定的な意見が多いようだ。確かに今年の西口投手はなかなか安定してこない。今夜にしても無失点で切り抜けたとは言え、完璧な内容ではなかった。
そして同様に、代打策やバント策への批判的意見も多かった。だが結果だけを見て批判をしてはいけない。プロセスに対し納得が行かなければ、それは反対意見としてブログなどで書くことは悪いことではない。だが結果だけを見て、それを否定するのは良くないと筆者は思う。
野球というスポーツは、どんなに凄いバッターでも3打席に1回しかヒットは打てない。つまり言い方を変えれば、野球にはとにかく失敗が付き物なのだ。だが問題はその失敗ではない。その失敗に至るまでのプロセスだ。例えば2ストライクと追い込まれているのに、際どいコースを見送って三振になるのは非常に情けない。これは結果以前にプロセスに問題がある。もちろん本人はボールのつもりで見逃していても、2ストライクになった時点で際どいコースはカットしていく必要がある。カットをしに行っての空振り三振なら仕方がない。だが見逃し三振は一番格好悪い。
だがバッターに限らず、やるべきことをやって失敗したならそれは仕方ないのだ。だが筆者は打撃コーチ2人に対しては今シーズンはずっと否定的だったりする。森・黒田両打撃コーチなのだが、この2人がどれだけ選手たちに的確なアドバイスを送れているのかが、筆者にはまったく分からないのだ。つまり打線が打てない時、戦略的意図をまったく感じることが出来ない。これはシーズン序盤から感じ、そしてこのブログでも言い続けて来たことだ。
兎にも角にも、今夜の引き分けでチームは4位に転落してしまった。上位を追い駆けるどころか、かなりの差があった4位楽天に追い抜かれてしまった。明日の先発は石井一久投手だが、ベテランとしての、彼の好投に期待するしかない。ただ筆者とすればもし木曜日に先発が噂される木村投手に目処が付けば、石井投手をクローサーにしたら面白いのではと考えている。
石井投手は狙って三振を取りに行けるし、短いイニングであれば球速も140km台中盤は出ると思う。それだけの速球と、あの鋭いスライダーを全力投球すれば、十分クローサーとしてやっていけるとは思う。もし打診したとしても、今年の先発としての勝ち星と、石井投手のチームへの貢献心なら気持ち良く引き受けてくれると思う。実は筆者は、西崎幸広投手と石井一久投手を少し重ねているのだが、チームの最も弱い部分に経験豊富なベテランを起用する手は、決して悪くはないと思う。
だが、まずは明日だ。先のことなど考えず、まずは明日しっかりと勝ってもらいたい!そして6試合振りにファンに勝利を届けてもらいたい!!


2009年08月19日 02:58 Tweet


