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○2009/08/01 オリックスvs西武17回戦


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3:15
埼玉西武 11
オリックス

オリックスvs埼玉西武 17回戦 京セラドーム(観衆:22,634人)
埼玉西武ライオンズ 12勝5敗0分

継投:岸孝之~山本淳~○藤田太陽~S小野寺力
勝利投手:藤田太陽 1勝 3.00
セーブ:小野寺力 2勝3敗15S 3.40
ホームラン:中村剛也(32号)
ヒーローインタビュー:中村剛也


【ゲームレビュー】
今日の先発はオリックス戦無敗の岸投手。ここ数試合はずっと本来の実力とは程遠いピッチング内容が続いていたのだが、今日もやはり不安定なピッチングとなってしまった。見ていると、体重移動がスムーズにできていないように見える。右足にしっかり乗せた体重を、ステップする左足に移していく。この一連の流れがやや軽い。つまり一言で言ってしまえば、上体投げになってしまっている。

上半身のパワーでボールを投げる上体投げは、筋骨隆々なメジャーリーグの選手の間では主流だ。しかし岸投手のように、一般人に近い細い体型のピッチャーが上体投げをしてしまうと、ボールの切れがまったくなくなってしまう。これは以前からここで書いていることでもあるのだが、ちょっと走り込みが足りないのかな、という印象を受けている。

岸投手自身も数試合前の登板後にコメントしていたが、見るからに身体がばててしまっている。ダルビッシュ投手からも指摘されているように、岸投手は基本的なフィジカルトレーニングが不足している。筋力トレーニングをあまり好まない西口投手ですら、最近はしっかりとトレーニングをしているらしい。その成果もあり、近年の西口投手は若い頃よりも身体が引き締まって見える。今年37歳になるのだが、ストレートは常時140~145kmほどを計測し、ボールの切れも全盛期ほどではないにしろ、決して衰えてはいない。

岸投手には、西口投手のそういう姿も見習って行って欲しい。今後のトレーニング次第では、岸投手も西口投手同様、今後15年は投げ続けられるピッチャーになれるはずだ。

ところで、今日は中村選手の打棒が凄まじく、パワーあり技ありのまさに独壇場だった。ホームランは見事なまでのハンマースウィング(遠心力をフルに使ったスウィング)でレフト最上段まで運び、8回の同点打では内角に食い込んでくるシュートに対し腕をコンパクトに畳み、押し出すようにしてレフト線上にボールを落とした。並みのバッターなら空振りか、良くてもファールになるような内角球。それをフェアゾーンに落としたということは、左肩でしっかりと壁を作れている証拠。左肩で壁を作れていることで、バットに込めたエネルギーをすべてボールにぶつけていくことができる。まさにバッティングのお手本とも言える技ありの一打だった。

最近の中村選手は、打席で4番のオーラが宿るようになって来た。中村選手が打席に立つと何かが起こるような気がするし、決して高くはない打率以上の期待を掛けたくなってしまう。

ライオンズの4番と言えば清原選手、鈴木健選手、マルティネス選手、カブレラ選手と並んできたが、中村選手はこの中に入ってももう決して見劣りはしない。清原選手のようなチームの勝利にこだわったバッティングもできるし、カブレラ選手のような豪快な一撃も繰り出せるし、鈴木健選手のような技もあるし、マルちゃんのような愛されキャラでもある。

今年の開幕に4番に座った段階では、まさかここまでのバッターに成長するとは思わなかった。筆者とすれば、5番あたりで楽に打たせてあげたいという風に思っていたのだが、それは大きな間違いだった。中村選手はもう、押しも押されぬライオンズの、そして球界の4番への成長してきた。1年後2年後に中村選手がさらにどれだけ成長しているか想像するだけでもワクワクしてきてしまう。

明日は渡辺監督44歳の誕生日。その誕生日を祝うためにも、中村選手には明日もおかわりをしてもらいたいと思う!

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2009年08月01日 17:18 


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