
○2009/06/13 西武vs広島3回戦

| 2:51 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0 | |
| 埼玉西武 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 4 | 5 | 0 |
埼玉西武vs広島 3回戦 西武ドーム(観衆:33,747人満員御礼)
埼玉西武ライオンズ 1勝2敗0分
~4連勝中!~
継投:○帆足和幸~野上亮磨~H星野智樹~H岡本慎也~小野寺力
勝利投手:帆足和幸 3勝3敗 3.84
セーブ:小野寺力 2勝2敗7S 3.09
ホームラン:G.G.佐藤(10号)
ヒーローインタビュー:帆足和幸、G.G.佐藤
江藤智選手、史上35人目の1000得点達成
佐藤友亮31歳のバースデー
【ゲームレビュー】
今日の帆足投手は立ち上がりに1点は失ったものの、粘り強い帆足投手らしいピッチングだった。アウトも18個中12個が内野ゴロ(内3つがダブルプレー)で、ゴロアウトが多いのは調子の良い時の帆足投手の特徴だ。今日は変化球に加え、ストレートの走りも良かった。大半のストレートが140kmを超えていて、空振りを取ることもあった。ただ5・6回は広島打線につかまり連続してピンチを招いてしまった。それでも無失点で切り抜けたのは、帆足投手にとってもチームにとっても大きかった。
109球という比較的少ない球数での降板だったが、やはり5・6回のピンチでスタミナを消耗してしまったための6回を投げ切っての降板だったと思う。ピッチャーにとってはただ投げるボールと、ピンチで投げるボールではスタミナの消耗が全然違ってくる。例え球数は少なかったとしても、ランナーなしの場面よりも、ピンチを背負った場面の投球の方がスタミナの消耗は激しい。
試合前は4.20という帆足投手の防御率だったが、今日6イニングを1失点(自責点は0)で抑えたことで3.84まで良くなってきた。今日のようなピッチングを続けていくことが出来れば、オールスター前には2点台になっているかもしれない。帆足投手は昨年、ダルビッシュ投手や岩隈投手と防御率争いを繰り広げただけに、いつかは最優秀防御率賞を取らせてあげたい。
そして今日はなんと言っても江藤智選手の記念日だ。プロ21年目、39歳にして史上35人目の1000得点を記録した。この数字は本当に素晴らしいと思う。得点とは、ヒットを打つだけでは増えていかない。例えばヒットを打っても代走を出されてしまうと、そのピンチランナーがホームインしたとしても得点は記録されない。しっかりと自分の足で1塁・2塁・3塁・ホームベースを踏まなければ、得点記録は増えていかないのだ。そう考えると近年は控えに甘んじる機会が多く、ヒットを打っても代走を送られることの多い江藤選手の1000得点は本当に価値のある記録だと思う。
帆足投手も、江藤選手のこの記念日を台無しにしたくないという気持ちで今日は投げていたらしい。1000得点を達成した直後のライオンズベンチは、まるでお祭り騒ぎだった。こうしてチームの全員から祝福をしてもらえる江藤選手を見ていると、その人望の厚さをうかがい知ることができる。いつもダグアウトの端っこでポツンと座っているG.G.佐藤選手にも、ぜひこういう面を見習っていってもらいたい。そうすればG.G.選手自身、もっと大きな選手になれるはずだ。野球というスポーツは個々の能力が高いだけでは勝てないということを、G.G.選手には江藤選手を通して理解して行ってもらいたい。
そのG.G.佐藤選手は今日、物凄い弾丸ライナーのホームランをレフトスタンドに叩き込んだ。まるで外国人バッターのような弾道だった。なかなか調子が上がって来ず、守備でもDHや守備固めを起用される場面が多いだけに、何とか今日のホームラン、そして昨年の7月以来の「キモティー!」をきっかけに浮上してきてもらいたい。やはりライオンズの5番にはG.G.佐藤選手が座っていなければならない!


2009年06月13日 17:07 Tweet


