
○2009/06/06 横浜vs西武3回戦

| 3:03 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
| 埼玉西武 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 12 | 14 | 1 | |
| 横浜 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 7 | 10 | 0 |
横浜vs埼玉西武 3回戦 横浜スタジアム(観衆:17,070人)
埼玉西武ライオンズ 2勝1敗0分
継投:○石井一久~野上亮磨~星野智樹~小野寺力
勝利投手:石井一久 3勝4敗 4.65
ホームラン:中村剛也(19号)、銀仁朗(2号)、栗山巧(6、7号)、G.G.佐藤(9号)
ヒーローインタビュー:栗山巧
【ゲームレビュー】
この試合、先発石井一久投手の立ち上がりは上々だった。内川選手のソロホームランを浴びるものの、初回のアウトはすべて三振。年齢と共に球速は衰えてきた石井投手だが、三振の取り方はさすがに心得ている。
その後は4回に再びソロホームランを浴びたが、ホームラン2発を除けば悪くないピッチングだった。しかし5回に捕まってしまう。1アウトを奪ったあとに3連打されての1失点。失点した後は連続三振を奪ってひとまず最少失点には抑えたが、3連打されたボールは、いずれも真ん中に入る甘い球だった。打者3人に対して連続して甘い球を投げてしまうとは、石井投手らしくなかった。だがすぐに修正し、後続を連続三振に打ち取ったのはやはり経験の賜物なのかもしれない。
最終的には7イニングを投げて3失点。先発としての仕事はきっちりと果たしてくれた。これで3勝4敗。リリーフ陣が打ち込まれて勝ちが付かなかったゲームもあったため、実質4勝4敗という評価をして良いと思う。
8回から石井投手のあとを継いだのは野上投手だったが、この試合の野上投手は良くなかった。打者5人に対し3安打され、エラーも絡んでの4失点という内容だった。打たれたボールのコース自体は悪くはなかったと思うので、ボールが走っていなかったのかもしれない。だが野上投手はまだルーキー。ここまでは十分過ぎるくらいの活躍を見せてくれている。まだまだ投げてみないと分からない部分はあるが、しかし今後経験を積んでいけば、素晴らしいピッチャーに成長していくと思う。
さて、この試合はとにかく打線がすごかった。今年の横浜戦はすべてが乱打戦となっていて、この試合でも両チーム合わせて8本のホームランが飛び出し、ライオンズだけでも5本放っている。しかしこれは、打線が絶好調だからとは考えない方がいい。現に打ち込まれた横浜の小林投手は、今日2軍に落とされている。2軍レベルの投手を打ち込んだからといって喜んでいてはいけない。本当に打ち崩さなければならないのはダルビッシュ投手であり、岩隈投手であり、杉内投手なのだから。相手チームのエースを打ち崩してこそ、絶好調と言うことができる。
とは言え、いくら1軍の半のピッチャーが相手とはいえ、甘い球をしっかりと打てている打線は評価できると思う。塁に出た延べ16人中、12人がホームまで還ってきている効率の良さは、今後上昇していく上で必要な要素だ。
それにしてもここ3試合の栗山選手の活躍は素晴らしい。3試合連発で、計4本のホームランを放っている。しかもこの試合では最初の打席でしっかりとフォアボールを選んでいるのも評価できる。ボールが良く見え始めているのかもしれない。
6月に入って1・2番の打率が少しずつ上がって来ている。ライオンズの打線はやはり1・2番がどれだけ得点に絡めるかが鍵となっているため、1・2番の出塁率が上がれば、得点力はさらに増す。しかし昨年優勝し、今年は非常に厳しいマークの中でもしっかりと結果を出し始めている片岡・栗山両選手、そして開幕から打ち続けている中島・中村両選手は、本当に素晴らしいバッターに成長したと思う。今後1年2年と経てば、ライオンズ打線は手が付けられなくなるのではないだろうか?筆者はそんな期待を抱かずにはいられない。


2009年06月07日 13:46 Tweet


