
●2009/05/25 広島vs西武2回戦

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | |
| 広島 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 3 | 5 | 0 |
広島vs埼玉西武 2回戦 マツダスタジアム(観衆:24,558人)
埼玉西武ライオンズ 0勝2敗0分
継投:岸孝之~許銘傑
敗戦投手:岸孝之 6勝1敗 3.12
【ゲームレビュー】
ついに岸投手の連勝記録が12でストップしてしまった。11ヵ月振りの黒星。今日はさすがに勝たなくてはいけないゲームだったが、しかし相手が悪すぎた。目下31イニング連続無失点中だった大竹投手。大竹投手は今夜も西武打線を相手に7イニング無失点と好投し、記録を38イニングに伸ばした。
岸投手の調子自体は決して悪くはなかった。ただ数球あった失投を、確実に打たれてしまったというだけ。2回の1失点は仕方ないにしても、しかし3回のホームランは防ぎたかった。2アウト・ランナー2塁の状況で、要注意バッターである栗原選手を打席に迎えた。1-1までは良かったが、3球目のインローのストレートをすくわれてレフトへのホームラン。2アウトだし、1塁も空いているし、できればボール球で勝負して欲しい場面だった。
最悪2アウトでランナー2・1塁にして、当たっていない嶋選手との勝負を選んでも良かったと思う。しかし結果的には栗原選手にホームランを浴び、嶋選手を浅いレフトフライに打ち取った。ここはベンチワークで作戦を徹底させるべき場面だったと筆者は感じた。もちろん結果論でしかないのだが。
今日の勝負どころは、あまり書きたくはないのだがやはり4回だったと思う。まずG.G.佐藤選手がレフト前ヒットで出塁し、大崎選手がショートへの内野安打で続いた。これでノーアウト2・1塁。続く銀仁朗捕手へのベンチワークは、当然送りバント。しかしこのバントを銀仁朗捕手が決められず、ピッチャー前に転がった打球を大竹投手が好フィールディングで3塁へ送球し、G.G.佐藤選手がフォースアウトに。
大竹投手のフィールディングが良かったとは言え、ここのところ銀仁朗捕手のバント失敗があまりにも多すぎる。これではベンチでも作戦の立てようがなくなってしまう。野球というスポーツは不思議なもので、バントを失敗してしまうと多くの場面で流れが相手チームに移ってしまう。逆に初球でバントをしっかりと決めると、流れを一気に引き寄せることができる。
銀仁朗捕手のあとは岸投手が打席に立ち三振。そして続くバッターは1番に戻って片岡選手。初回に2ベースヒットを打っているだけに期待された打席だった。だが片岡選手へ初球を投じる前に大竹投手は1塁に牽制球を送り、あろうことが銀仁朗捕手がタッチアウトになってしまった。あっという間に3アウトチェンジ。
2塁にランナーがいる場合、1塁ランナーは単独スチールができなくなるため、バッテリーの警戒もやや薄れる。しかしだからと言って、自らの走塁能力を無視してはいけない。バント失敗を取り返そうと逸る気持ちは分かるが、相手が大竹投手だけに、ランナーは1人も無駄にできない場面だった。そしてライオンズにっては4回が、この試合最初で最後のチャンスとなってしまった。
明後日からは西武ドームに戻って阪神との2連戦。恐らく先発は石井一久投手と、涌井秀章投手になると思う。打線が好調なだけに、先発ピッチャーがしっかり試合を作ることができれば、2連勝も狙えると思う。
今年も銀仁朗捕手のリードは内角を攻め切れていない。ここは石井・涌井両実力派投手がしっかりとキャッチャーをリードして行ってもらいたい。巧く内角を使うことができれば、ピッチャーが少しくらい調子が悪くてもある程度のピッチングはできるもの。もはやキャッチャーだけに頼るわけにはいかなくなった。経験豊富なピッチャー陣で、まだまだ経験の浅いキャッチャー陣をしっかり引っ張っていってもらいたい!


2009年05月26日 00:42 Tweet


