
●2009/05/16 ロッテvs西武8回戦

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 11 | 0 | |
| 千葉ロッテ | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | × | 6 | 8 | 0 |
千葉ロッテvs埼玉西武 8回戦 千葉マリン(観衆:20,074人)
埼玉西武ライオンズ 3勝5敗0分
継投:帆足和幸~大沼幸二~星野智樹~岡本慎也
敗戦投手:大沼幸二 1勝2敗 1.93
ホームラン:栗山巧(3号)、銀仁朗(1号)
【ゲームレビュー】
この試合の帆足投手の立ち上がりは、かなり不安定なものだった。変化球のコントロールもまったく定まらず、打たれたボールはすべて高め。初回から押し出しのフォアボールによる失点を献上してしまった。1~2回だけで3失点を喫し、この試合はどうなってしまうんだろうと思われたが、しかし3回以降はいつもの帆足投手に戻った。
3~7回まではまるで別人のように立ち直り、4イニングで2安打、しかも1~2回だけでフォアボールを3つ与えていたのが、3回以降では無四球だった。試合中に修正できる能力の高さは、さすが左腕エースだと言える。立ち上がりこそは不安定だったが、しかし立ち上がりが得意な先発ピッチャーなどいない。それよりも7イニングを3失点で抑えたという結果は、十分に評価できる上々のピッチングだったと思う。
だが帆足投手がせっかく組み立てたゲームであったのに、それをリリーバー陣が壊してしまった。リリーバー陣も登板数が増えて、そろそろ疲れが溜まって来ていると思う。特に大沼・星野両投手は、リーグで最も多い試合数を投げているリリーバーだ。ライオンズが苦手とする交流戦に入っていくにあたり、この2人の疲労度がちょっと心配要素ではある。
この試合もリリーバー3人で1イニングを投げ、計1安打4四球3失点。4-3だったスコアを、4-6と逆転され、帆足投手の勝ち星を消してしまった。これは結果論でしかないのだが、登板数のそれほど多くない小野寺投手を8~9回の2イニング投げさせてはどうかと筆者は試合を観ながら考えていた。というのは、8回の先頭バッターは4番井口選手から。並みのピッチャーではそう簡単に打ち取れるバッターではない。だが小野寺投手に関しては、確か今シーズンを含めた過去の対戦で、井口選手にはほとんど打たれていないはずなのだ。
最近のロッテであれば3~5番バッターをしっかり抑えれば、それほど連打の心配はない。今日6~7番を打った里崎・今江両選手も、打率は2割台前半だ。このようなデータを踏まえると、小野寺投手の前倒し登板もありだったのかなぁ、と思ってしまったりもする。
この試合は絶対に勝たなければいけない試合だった。前日は大勝し、その勢いで打線も4点を取ってくれた。4点取ったなら、やはり確実に勝たなくてはいけない。それが優勝を狙うチームの戦い方だと思う。そしてこういう試合を落とすと、チームの状態が一気に下がってしまう恐れもある。
交流戦に入れば、若干試合日程にも余裕が出てくる。今後渡辺監督が、交流戦の中日をそれだけ上手に使ってリリーバーを回していくのかも、筆者は注目していきたいと思う。


2009年05月17日 20:03 Tweet


