
△2009/04/15 ソフトバンクvs西武2回戦

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | ||
| 埼玉西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 1 | |
| ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 |
福岡ソフトバンクvs埼玉西武 2回戦 ヤフードーム(観衆26,498人)
埼玉西武ライオンズ 1勝0敗1分
継投:石井一久-星野-H小野寺-H大沼-岡本慎
【レビュー】
今日はもし石井義人選手が落球をしなければと考えたら、勝てたかもしれない試合だった。それは2回裏、1アウト3塁・1塁で森本選手を打席に迎えた場面、石井一久投手は森本選手をファーストへのファールフライに打ち取ったのだが、しかし石井義人選手がそのフライを落球してしまった。ファールになったためエラーにはならなかったが、ピッチャーとしては捕って欲しいフライだった。
そして打ち直した森本選手は、次のボールをレフトに打ち上げ、それが犠牲フライになりホークスが先制。石井一久投手が次の本多選手を打ち取っていただけに、もし森本選手がファーストへのファールフライで終わっていれば、失点は防げていた。もちろん野球に「もし」は存在しないが、しかしここ数試合でエラーを連発している石井義人選手だけあって、他の一塁手だったらなぁ、と考えざるを得ない。
ところで、今日の石井一久投手は本当に素晴らしいピッチングだった。絶好調という感じではなかったが、しかしずいぶんとリラックスして投げていたように見えた。力を抜くところは抜いて、要所になるとどんどん内角を衝いていく。ピッチングの王道とも言える投球内容だ。
去年石井投手はこんなことを言っていた。「細川が僕の良いところを引き出してくれるんです」。今日の試合はまさにそんな感じだった。細川捕手のリードは今年一番とも言えるほどに冴えていたと思う。絶好調ではなかった石井投手にあれだけ素晴らしいピッチングをさせたことが何よりの証拠だろう。
画面で見ていても、140km台前半のストレートが150km近くに感じられた。それはカーブを有効に使ったからだと思う。そして今日はそのカーブのコントロールが素晴らしかった。左バッターの膝元からストライクゾーンに食い込んでいくカーブをあれだけ決められたら、バッターは手も足も出せない。そしてそのカーブに狙いを付けると、今度は遠い外角に逃げていく宝刀スライダー。カーブで内角を意識させられた後に、スライダーを外角に流されたら左バッターではなかなか手が届かない。
そしてそういうピッチングを引き出したのが、細川捕手だった。やはり細川捕手は楽天の野村監督の仰る通り、球界一のキャッチャーに成長したのだと思う。古田敦也さんのように、クリーンアップを打ててリードも超一流であれば文句の付けようはないが、しかし細川捕手のリードの良さであれば、例え最終打率が.250以下でも十分に満足できる。だが今日の細川捕手は3打数1安打1打点。7回に放ったレフトへのタイムリーヒットは、打球が鋭すぎてシングルヒットに終わってしまったが、本当に火の出るような打球だった。だがそんな細川選手、実はチャンスにめっぽう強いのだ。ランナーが3塁にいる時の打率は.360以上で、それが満塁になると.556とよく打っている。
ちなみに4番中村剛也選手の得点圏打率は、去年は.250にも満たなかった。
ライオンズ打線はここ数試合でかなり調子を落としているように見えるが、こんな時こそ細川捕手の好リードでチームを勝利に導いてもらいたい。1-0で勝てるような試合展開を期待したい。だがそのためには、石井義人選手がエラーをしないということが絶対条件になってくる。たまにエラーするのは仕方ないが、ここまで連発してしまうと、ピッチャーから信頼されなくなってしまう。そこが心配なのだ。
【明日の予告先発投手:西口文也投手】
西口投手は去年、ソフトバンクに対し2戦2勝。本多選手以外はほとんどのバッターをしっかり抑えていました。


2009年04月15日 23:40 Tweet


