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●2009/04/12 楽天vs西武3回戦


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埼玉西武
東北楽天 X 11

東北楽天vs埼玉西武 3回戦 Kスタ宮城(観衆17,477人)
埼玉西武ライオンズ2勝1敗0分

継投:●ワズディン-小野寺-大沼-松永
敗戦投手:ワズディン 0勝1敗0S
ホームラン:中村剛也4号ソロ

【レビュー】
今日のポイントは、小野寺投手の登板だったと思う。毎回ヒットを打たれながらも要所をしっかり抑えて来たワズディン投手に代わり、6回2アウト3塁・2塁という場面での登場。スコアはこの時点で1-1の同点。小野寺投手としては、ヒットどころか犠牲フライも打たせてはいけない場面で、渡辺監督は三振を取ってもらうために小野寺投手をマウンドに送ったはずだった。しかしカウント1-1からの3球目、小野寺投手が投じたのはインハイのストレート。小野寺投手としてはベテラン磯部選手に対し、速い球で空振りを狙いに行ったのかもしれない。だが結果はライトへの犠牲フライ。G.G.佐藤選手の強肩を持ってしても、2失点目を防ぐことはできなかった。

その後は藤井選手をレフトフライに抑えて6回を終えたが、しかし7回、小野寺投手は先頭バッターにフォアボールを与えてしまう。先頭バッターのフォアボールは、50%以上の確率で失点に結びつく。案の定この回にも2点を奪われ、スコアは1-4。今日の楽天ラズナー投手の出来から言えば、致命的な2失点だった。

今日、小野寺投手が最も悔しかったことは、恐らく失点をしたことではないと思う。7回に先頭バッターを歩かせ、送りバントで2塁に進められ、左バッターで当たっている鉄平選手を敬遠で歩かせ、塁を埋め、その後“右”の4番中村紀洋選手のところで、“右ピッチャー”の大沼投手に交代させられたことだと思う。このピッチャー交代は、小野寺投手がどれだけ信頼されていないかを証明するものになってしまった。

これがもし、左の鉄平選手のところで左の星野投手や松永投手に代えられるのならピッチャーとしても納得がいく。左打者には左投手、右打者には右投手というのが野球のセオリーだからだ。だが今日は鉄平選手を敬遠で歩かせる指示の後、お役ご免の交代劇。もしこの交代を小野寺投手が悔しがっていなかったら、小野寺投手はこの先、決して一流のピッチャーにはなれないだろう。

だが埼玉西武ライオンズにとって小野寺投手は、こんな不甲斐ないピッチングをしてもらっては困るピッチャーなのだ。小野寺投手が2006年のような安定感を見せていれば、グラマン投手がクローザーになることもなかったはず。本来ならライオンズの9回のマウンドには、小野寺投手が立っていなくてはいけない。しかしこのままでは、モップピッチャーへの降格も強いられかねない。

“荒ぶる貴公子”と呼ばれる小野寺投手だが、彼は貴公子のままではいけない。彼は荒武者になる必要がある。マウンド上で紳士として振舞う必要はない。バッターの胸元えぐり、ただ目の前のバッターを討ち取る。だがそこには冷静さも欠かせない。そう、小野寺投手の師匠である豊田清投手のように。小野寺投手が9回のマウンドを任せられるようになった時、ライオンズは本当の意味での新たな常勝時代を迎えると思う。
ちなみに今日は小野寺投手のお母さんの命日だったそうです。

【4月14日の予想先発投手:岸孝之投手】

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2009年04月12日 16:40 


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