埼玉西武ライオンズ2010年度契約更改情報


投手ランキング
防御率 勝利 セーブ ホールド 奪三振 投球回数 登板数 勝率
1位 (0.84) (3) ゴンザレス(2) 松永(3) (26) (32.1) 岡本(11) 石井(1.000)
2位 牧田(1.69) 石井(1) マイケル(2) 牧田(11) 牧田(21.1) 松永(10) (.750)
3位 石井(2.50) 牧田
松永(1)
岡本(2) 石井(11) 西口(18.1) ゴンザレス(8) 牧田(.333)
2012年4月26日現在 リーグトップ リーグ2位
打者ランキング
打率 得点圏 本塁打 打点 勝利打点 安打 得点 犠打
1位 栗山(.353) 米野(.667) 中村(1) 中村(7) 中村(3) 栗山(24) 栗山(7) 浅村(6)
2位 中島(.308) 栗山(.333) 中島
米野(1)
(6) 浅村(1) 中島(20) 中島(6)
栗山(3)
3位 ヘルマン(.183) 中村(.222) 浅村
(1)
中島(6) 米野(1) 中村(11) 浅村(5) 炭谷
(3)
2012年4月26日現在 リーグトップ リーグ2位

1軍選手登録
【投手】 #11岸孝之#13西口文也#16石井一久#20野上亮磨#22岡本篤志#26星野智樹#29小石博孝#35牧田和久#38松永浩典#41木村文紀#45藤田太陽#48武隈祥太#50ゴンザレス
【捕手】 #25星孝典#27炭谷銀仁朗#49上本達之
【内野手】 #3中島裕之#5原拓也#6ヘルマン#9阿部真宏#32浅村栄斗#60中村剛也
【外野手】 #0大崎雄太朗#1栗山巧#33星秀和#36米野智人#42嶋重宣#65斉藤彰吾
【IN / OUT】
IN / #29小石博孝(4/26)
OUT /#10佐藤友亮(4/26)

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秋山翔吾選手が今季ヒットを量産できている理由



5番に定着してからも好調な打撃を続けている秋山翔吾選手は、本来であれば決して5番打者タイプではない。しかし渡辺久信監督の言葉にもあったように、いずれはクリーンナップを打ってもらいたい選手の1人ではある。その期待を込めて、調子が良いということもあり渡辺監督は秋山選手を5番として起用し続けている。昨季はプロのスピードについていけず、打率.232に終わった秋山選手だが、今季はここまで16試合に出場して.333という好成績を残している。得点圏打率に関して言えば.467という高さ。この数字だけを見れば、クリーンナップの1人として決して遜色はない。

さて、打撃の話を進めていく前に、筆者は秋山選手に対し1つ注文を出したい。それは守備に関してだ。秋山選手の守備力と強肩はリーグトップクラスとも評価できる。しかしそれでも唯一、秋山選手はフェンス直撃の打球処理に関し弱さを持っている。恐らく俊足・強肩ということを自覚しているために、快足を飛ばして打球を深く追い過ぎてしまうのだろう。オープン戦であったり、点差が開いたような試合ならばそれでも構わない。打球を深くまで追っていき、どこまでなら捕球することができるか、それを確認するという意味でも必要な作業とはなってくるだろう。しかし秋山選手の場合は、公式戦の大事な試合でもそれをやってしまうのだ。

今シーズンも筆者がすぐに思い出せるだけでも、すでに2回の判断ミスがある。16試合の出場で2回の判断ミスは非常に多い。もちろんセンターを守るヘルマン選手とのコンビネーションもあるとは思うが、センターとライトが2人ともフェンスまで打球を追ってしまっては、クッションボールを処理する選手が1人もいなくなってしまう。今季はすでにこれにより三塁打を2本許している。もしクッションボールを適切に処理していれば、この2本の三塁打は確実に二塁打で止めることができていた。つまり打球がフェンスに直撃したあと、そのボールが転々としてしまっていたのだ。打者走者はその間に三塁を陥れている。

ライオンズから強肩外野手が新たに誕生しないことも、ライオンズの外野陣が球界でも低い評価に甘んじていることも、これはすべて河田外野守備コーチに責任がある。筆者は以前、河田コーチの外野手への指導内容を聞いたことがあるのだが、投球・送球を専門に職業としてコーチをしている筆者に言わせれば、疑問を抱かざるを得ない指導内容だった。ライオンズの外野手に肩・肘の故障者が多いことも、それにより納得することもできた。

外野手のボールの投げ方に関しては、ライオンズの外野陣は河田コーチの言葉よりも、秋山選手や熊代聖人選手を参考にすべきだろう。この2人に関しては、非常に良い投げ方をしている。これから外野手として活躍していく子どもたちにとっても、2人の投げ方を真似して後悔することはないだろう。

さて、話を秋山選手に戻したい。守備に関してはまだまだ改善の余地が有り発展途上である秋山選手だが、打撃に関してもやはり同様だ。だが今季はその余地を、打撃面において大幅に利用している印象がある。恐らくオフの間に、昨季までの熊澤とおるコーチの指導内容を、しっかりと体に叩き込んだのではないだろうか。バットの入射角度であったり、軸脚の股関節の使い方が昨季と比べ、大きく改善されているのだ。

昨季までの秋山選手は左打者特有のメリットと俊足を活かすための弊害として、手打ちになることが多かった。ヒットを打っている時のスウィングを見てみても、手打ちになっていたケースが多い。これを理由に恩師である八戸大の監督も、秋山選手は140km以上のボールは打てないだろうと秋山選手のライオンズ入団後にコメントされていた。そして秋山選手もそのことを強く意識してプロ入り後初めてのオフを過ごしたのだろう。今季は手打ちになっていることが少ないように、筆者の目には映っている。

秋山選手がジャストミートして左中間にボールを飛ばしている場面をよく見ていただきたいのだが(アウト・ヒットは問わず)、背骨とバットがほとんど90°に近い状態でスウィングされている。そしてこの角度を、軸脚股関節を使うことで実現させているのだ。これがもし股関節を使わずに、上体だけでこの角度を作ったとしても意味はない。股関節を使うことによってこの形を作ることに意味があるのだ。この形が作れていることにより、インパクトに力強さを生み出している。つまり手打ちになっていないことにより、140kmのボールにも力負けしないスウィングを実現させているのだ。

昨季と比べ、パフォーマンスが非常に向上している秋山選手だが、それでもまだまだ発展途上であることに違いはない。これからスランプも経験するだろうし、プラトーを経験することもあるかもしれない。だがそれを乗り越えていけば、秋山選手はきっと近い将来、ライオンズの上位打線を担う1人になっているはずだ。筆者はそれを期待し、今後も秋山選手を応援して行きたいと思っている。

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2012年05月18日 18:32 


日刊埼玉西武ライオンズ筆者の自己紹介
太友加寿仁 - Kazuhito Ohtomo 1978年江戸川区生まれ
肩を壊し投手歴は中3まで。
20歳までリハビリをするも、現役は断念し、
以来、野球指導者への夢を馳せるようになる。
10年以上独学で投手理論・投球理論を学び、
2010年、念願叶いコーチ業に転職(リトルロックハート
草野球チーム小岩ジェッツの監督兼投手
ちなみにジェッツでは現在女子マネ募集中
尊敬する野球人:三原脩
夢:都市対抗野球で優勝監督になること
西武ドームでよく座る場所:三塁側・一塁側内野A席

日刊埼玉西武ライオンズの筆者、カズこと太友加寿仁です。いつもご愛読いただきありがとうございます。僕が日刊西武を書き始めたのは2009年の開幕戦からでした。その時は、自分自身の野球を見る目をもっと養うために始めただけで、人気ブログを作ろうという考えはまったくありませんでした。でも今ではありがたいことに、毎日本当にたくさんの方にご愛読いただいています。そしてこのブログを通し、多くの方と出会えたことも嬉しく思っています。
2012年はブログ4シーズン目となります。2008年以来のライオンズの日本一を信じ、今まで以上に密度の濃い日刊埼玉西武ライオンズにしていきたいと思いますので、これからもぜひご愛読ください。

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